地下鉄

外国人観光客にわかりやすいようにということで,「H-06」とか「A-02」といった感じにに各駅にアルファベットと数字を組み合わせた固有の文字列を駅名とあわせて表記するというもの.
こういうのってかえってわかりにくくなっちゃうんじゃないかなって思う.福岡やメキシコの地下鉄に実際に使われている方法で,各駅にその土地に関係のある物のピトグラム(図記号)をシンボルマークとすることで,言語に依存することなく各駅を識別できるというのがある.たとえば橋のピトグラムが書いてある駅だったら,日本語を話す人はその駅を「橋」というだろうし,英語を話す人だったら「bridge」ということができる.
外国人観光客に配慮するというのなら,これを東京の地下鉄でもやればいいと思う.東京の地下鉄にはすでに各線にシンボルカラーがもうけられているのでこれと組み合わせて,「赤の蜂で乗ってリンゴで乗り換えて緑の本まで行く」なんて言い方ができると思う.この方が数字とアルファベットの組み合わせよりよっぽどなじみやすいし覚えやすい.